20080706

篠ノ井線 クモユニ143+115系「スイッチバック街道惜別羽尾号」


聖高原-冠着間にて。
 ストレートが長いこの区間を割りと高速で通過。バックショットには少々慌てる。なんとかクモユニ143×2両を収められる。
実はスカ色のクモユニ143がそれも2両も残っているとは今回の運転情報を得るまで全く知らず、当初の情報から湘南色では、と思っていた。車両上部の太い青帯が異なるが、かつて中央東線で115系普通列車にクモニ83、クモユニ82が連結されていた姿が思い出される。

篠ノ井線 クモユニ143+115系「スイッチバック街道惜別羽尾号」


聖高原-冠着間にて。
 終点聖高原でしばらく停車の後、再び折り返し長野へ向かう「スイッチバック街道惜別羽尾号」。下りは115系が先頭に立つ。方向幕は「快速」表示。これは普段豊田電車区の115系では見られない表示。

大きな地図で見る

篠ノ井線 クモユニ143+115系「スイッチバック街道惜別羽尾号」


姨捨駅にて。
 姨捨駅を出発する「スイッチバック街道惜別羽尾号」。事件はこの瞬間起こった。本線寄りではない側線へ。それまで全ての上り列車は通常通り左側、つまり本線寄りを走って行ったのに。臨時列車だからなのだろうか。撮影ポイントを本線寄りに合わせていたので何とか取れたのはこのカット。2連のクモユニ143の側面は写らない結果に。残念。


大きな地図で見る

篠ノ井線 クモユニ143+115系「スイッチバック街道惜別羽尾号」


姨捨駅にて。
出発待ちの1カット。正面の平らなクモユニ143のヘッドマークはステッカー式のもの。クモユニ143にヘッドマークが付くのはこれが最初で最後であろう。

大きな地図で見る

篠ノ井線 クモユニ143+115系「スイッチバック街道惜別羽尾号」


姨捨駅にて。
 普段、本線運用に就かないクモユニ143の連結器。自動連結器と密着連結器の両方を持つ双頭連結器が装備されている。

大きな地図で見る

篠ノ井線 クモユニ143+115系「スイッチバック街道惜別羽尾号」


姨捨駅にて。
 長時間停車の間、普通定期列車と交換。2線ある姨捨駅では上下列車のスイッチバック交換が可能。長野色115系と並びの一枚。

篠ノ井線 クモユニ143+115系「スイッチバック街道惜別羽尾号」


姨捨駅にて。
 スイッチバックは多くても駅となっているのは少なく、ここ姨捨駅で長時間約45分の停車。イベント故、記念乗車券、記念駅弁などが販売されていた。その間、普段は公開されないクモユニ143の内部も公開された。
(このカットは同行のG氏にカメラを託して撮影された1枚。慣れないカメラでもキッチリとしたカットを残すウデは流石である。)

篠ノ井線 クモユニ143+115系「スイッチバック街道惜別羽尾号」


姨捨駅にて。
スイッチバックして姨捨駅に入線した「スイッチバック街道惜別羽尾号」。115系にヘッドマークが付くのもひさびさとなる。普段は全く注目されないスイッチバックが今日ほど注目されたことはないだろう。

大きな地図で見る

篠ノ井線 クモユニ143+115系「スイッチバック街道惜別羽尾号」


姨捨駅付近にて。
 やってきた「スイッチバック街道惜別羽尾号」。車両はクモユニ143+115系。クモユニ143は本来の荷物郵便輸送の任を解かれ、長野駅での職員輸送に使われており、本線旅客運用に就くのはこれが最後かもしれない。組成された編成はクモユニ143×2+115系3連。篠ノ井線の普通列車は全て長野色となってしまっているため、スカ色であるクモユニ143に合わせたスカ色115系を豊田電車区から回送してのスカ色5両編成。数年前までスカ色の普通列車があったがしばらくぶりの運用となった。記念列車ということもあり、正面にはヘッドマークが掲げられた。

大きな地図で見る

篠ノ井線 313系「快速みすず」


姨捨駅付近にて。
 飯田線から直通してくる快速「みすず」にはJR東海の313系の運用もある。115系とは対照的にステンレス車体の新型。既に40年近くが経過している115系の後継となるのだろうか。姨捨駅を出発してスイッチバックを済ませて長野へ向かう。

大きな地図で見る

篠ノ井線 115系長野色


姨捨駅付近にて。
 スイッチバック駅である姨捨駅に止まるため、上り列車はまず先にスイッチバック線(写真左端)に入線。ほとんど間を置かずにポイントが切り替わり逆転運行で姨捨駅に入線する。逆転運行では車掌が進行方向を確認し、後部となる運転士と連携して進む。テールランプも点灯したまま。この列車の車掌は最近増えてきている女性車掌。

篠ノ井線 115系長野色「快速みすず」


姨捨駅付近にて
 篠ノ井線の普通列車は115系の長野色がほとんど。その一部は飯田線直通の「快速みすず」として運行されるものもある。方向幕が「快速」となっているだけだが、姨捨駅には停車するため、この後、スイッチバック線へ入る。

大きな地図で見る

篠ノ井線 383系特急「しなの」


姨捨駅付近にて。
 長野-名古屋を結ぶ特急「しなの」は2代目振子特急車両383系で走る。姨捨駅を通過する特急はスイッチバックのポイントをそのまままっすぐ進む。増解結が容易にできる383系の連結可能正面はユニークな扉を持つが特急列車の先頭としては少々’素敵’ではない。

篠ノ井線 EH200型 8467レ


●篠ノ井線車「スイッチバック街道惜別羽尾号」撮影
 篠ノ井線は国内有数のスイッチバックが多い路線。その1つ羽尾信号所の閉鎖に伴って記念列車「スイッチバック街道惜別羽尾号」が運転される。初の篠ノ井線撮影。惜しいのは貨物列車を牽引するEF64-0番台がほとんど引退してしまっていること。

姨捨駅にて。
 スイッチバック駅の1つでもある姨捨駅。ここで記念列車「スイッチバック街道惜別羽尾号」を撮影することにして早朝より篠ノ井線を走る列車を撮影。本来であれば休日運休である臨時貨物列車がやってきた。8467レで間違いなさそう。やはりEF64-0番台に代わり新鋭EH200型の運用になっている。